2024さくら道国際ネイチャーラン
太平洋と日本海を結ぶ266㎞の道を、桜のトンネルで結ぼうと決意した男がいた。御母衣ダム工事で、水没する山寺の樹齢400年を数える桜の古木が移植され、見事に蘇ったその生命力に感動したからである。その男は、名古屋と金沢を往復するバスの車掌・故佐藤良二氏である。彼はバスの走る道沿いに、桜の苗木を黙々と植え続けた。乏しい蓄えを注いだ。少ない休暇を使った。2,000本も植えただろうか。男は病に倒れた。志半ばで力尽き、逝った。47歳の短い生涯だった。清貧という言葉が改めて見直される今、「人の喜ぶことをしたい」と病魔に侵された我が身を顧みず、無償の行為を貫いた佐藤氏の生き方は、貧しくとも豊かな心を持つ、人間の幸福な姿を問いかけてくれる。佐藤氏が夢みた「さくらのトンネル」を、走り抜けるという形でその遺志を受け継ぐと共に
「太平洋と日本海をさくらでつなぐ」という大事業の完成に少しでも寄与できればと「太平洋と日本海を桜でつなごう2024さくら道国際ネイチャーラン(110㎞ハーフ)」を開催する。
・ 2024/04/22 2024さくら道国際ネイチャーラン公式記録UPしました
・ 2023/04/18 2024さくら道国際ネイチャーランコースマップUPしました
・ 2024/04/08 2024さくら道国際ネイチャーランランナー名簿
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください
≪お問い合わせ≫
〒501-5192
岐阜県郡上市白鳥町白鳥38-1
郡上市役所白鳥振興事務所 振興課内
さくら道国際ネイチャーラン大会事務局
TEL0575-82-3111